PCエンジン
PCエンジン(PC Engine)は、1987年10月30日に日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)から発売された家庭用ゲーム機です。発売時の価格は24,800円でした。
ファミコンがまだ人気絶頂だった1987年に発売されたハードですね。私のまわりにも結構購入している人がいたので、シェアはそこそこあったのではないかと思います。
今改めてスペックを見てみると、当時としてはかなりの高性能な機器ですね。周辺機器も世界初の光学ドライブ搭載等々、今後の他社ハードに採用されたものばかりですので、かなり未来を予想した設計をしていたのではないかと思います。ソフトはファミコンのようなROMカセットではなく、ICカード型のROMカートリッジを採用した「HuCARD」と「CD-ROM」を採用したものがありました。「HuCARD」のゲームをプレイするには基本ハードがあればよいですが、「CD-ROM」をプレイするには「CD-ROM2」や「SUPER CD-ROM2」がないと遊べませんでした。
また、本体と同時発売のマルチタップを使用すると、最大5人までの同時プレイが可能でした。ここらへんも時代を先取りしていた感じがしますね。
ソフトの価格は発売当4,500円とほぼファミコンソフトと同様の値段。後期になると7,000円~9,000円ほどの値段になっています。それにしても1999年までソフトが発売されていたことが驚きです。
私はよく「ビックリマン」や「カトちゃんケンちゃん」をよくプレイしましたね。「源平討魔伝」「R-Type」、アーケードで人気だった「ファンタジーゾーン」などなど名作も非常に多くプレイできました。
現在でもWiiやPS3などで、ダウンロードコンテンツとして、PCエンジンのソフトをプレイすることができます。